【キャロ０６産駒を斬る】

スペシャルウィーク産について

ＳＷは米国的なＳＳと日本的なキャンペンガールというアウトブリードのバランス配合。
シラオキ系は地方馬が多いのですがダートでも身軽な馬が目に付く系統です。
ＳＷ産は脚が長めなので長い距離をこなし、芝が得意であることが特徴です。
ですが割とスピードもあり、直ぐに仕上がるため、新馬勝ちすることも多い。
アウトブリードなので重賞産駒は全てがインブリードです。
またNorthern Dancer系との相性がすこぶる良いので狙いを絞った方が良いでしょう。
バランス配合のためか、母の年齢は問わないのも特徴です。 (2007.08.20 00:20:43)
スペシャルウィーク産について・その２

１．カーリーエンジェル
母父ジャッジアンジェルーチは当時ノーザンテーストを意識した種牡馬であったことは明らかで
カーリーエンジェルはまさにVictoria Parkが活かした配合。
競走馬としては失敗したが、母としては大成功している。
インブリードがあることはプラス。父、母ともに芝向き。
ＳＳとBold Rulerの相性は良いので、まだ結果は出ていないがＳＷとBold Rulerの相性も良いものと思われる。
母はだいぶ歳だが、ＳＷの特徴から気にしなくても良い。
２月生まれには意外にも大物が少ないが勝馬は多い。
全兄弟のドリームフェザーが540kgという馬体で地方馬としてダートで４勝しているが、
脚に不安があり、芝が得意なＳＷならば500kg以下の方が絶対良いだろうと思われる。
尚、母系は体調維持に難のある馬が多いので順調に出走できるかがポイントになる。
２頭のＳＷ産ではこちらの方が好みです。

２．キョウエイマーチ
母の血統はダート馬になりやすい傾向にある為、馬体重が500kg以上だとダート路線に行く可能性高い。
ただし、芝馬としてみた場合、中途半端な印象が強いのでダート馬になった方がまだよいかも・・・
インブリードがあることはプラス。若干早熟傾向のある配合。
ＳＷとNorthern Dancer系との配合は良いが、母にあるNever Bend系の血はＳＳ系とは相性が悪い。 (2007.08.20 00:21:20)
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シンボリクリスエスについて

シンボリクリスエスは米国的なのパワー配合。
基本的にはRoberto系の特徴を受け継いでいると思ってよいでしょう。
芝での活躍馬も多いですがダートでも活躍する系統です。
胴が長めなので長い距離をこなす一方で、馬体重が重い馬が多く、出来上がりが遅い。
近親クロスはあってもなくても大物が生まれますが、Roberto系の同系配合は悪い傾向にあります。
Kris S.産は日本での活躍馬が極端に少ないことも気になります。
母は若い馬が活躍する傾向にあります。
軽い馬は早めで母似、重い馬は遅めで父似と馬体重によって、性格がはっきりするタイプに思えます。 (2007.08.20 00:45:28)

シンボリクリスエス産について・その２

１．レディブロンド
血統も配合も申し分なく、Roberto系とMr.Prospector系との相性もなかなか良いです。
意外に芝が得意な馬が多い配合で距離に壁ができる傾向にありますが牝馬ならちょうど良いかもしれません。
Roberto系でNashuaのインブリードがあることも好印象です。
比較的、母が若いこともプラス材料です。
これで馬体重が450kgぐらいだと良いのですが・・・
この馬はやっぱり私が一口で是非ほしい馬ですねぇｗ

２．チェイスザウインド
肌馬初のRoberto系の産駒になりますが
かなりの良血なのであまり配合の善し悪しは気にしなくても良いでしょう。
ただし、爆発力があるかといえば疑問なので、
良くて、使い出しや距離的なものも含めてチェストウイングぐらいではないかと思われますが、
アウトブリードなのでパサートよりは健康的でしょう。
晩成でダート寄りの配合に思えます。

３．オーベルゲイド
まず気になるのは芦毛ということ。
Roberto系で芦毛の活躍馬というのは全くおらず、芦毛の勝馬もほとんど覚えがない。
この配合でインブリードがないのもかなり不安。
Caro系の配合は悪くはないが、プラチナベールの方が全然良く思えるので
プラチナベールが走らないうちはなんとも強調することはできません。 (2007.08.20 01:36:58)

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ネオユニヴァース産について

ネオユニヴァースはＰＯＧで人気のあったポインテッドパスの産駒。
Sharpen Up系は早く仕上がる傾向にあるものの早熟というわけではない。
だが、年を経て平坦が得意になる傾向がある。
ＳＳ系でも異色の配合で読みにくく、
Sharpen Up系自体に突然変異性が高いので、過度の期待はできない。
インブリードが無い種牡馬なので、傾向がわからない初年度はインブリードを狙う方が得策。 (2007.08.20 02:18:03)
ネオユニヴァース産について・その２

１．ローザネイ
ＰＯＧで人気の薔薇一族。一口としても成績は優秀なので良い配合です。
Northern Dancer系肌馬ですし、Almahmoudのクロスがあることも好印象です。
早く仕上がる芝のマイルが得意な軽い馬になるでしょう。
正にＳＳ系とは鉄板配合なのですがここ数年の母は活力がなくなってきているのが明らかで
母の歳からはなかなか狙いづらい。
しかし、配合は良い。うーん悩むｗ

２．マンファス
ネオユニヴァースは同系でなければインブリードが極めて難しい種牡馬です。
当馬もアウトブリード。
そうなると同系をワザと狙うか、ＳＳと相性のよいNorthern Dancer系肌馬を狙うのが一番良いと思われます。
従って、Northern Dancer系肌馬の当馬は好印象なのですが
母は爆発力を含む血統なので本来はインブリードで爆発力を引き出した配合の方が良かったかも。
また母の年も気になります。あまりにも特徴がないことも気になります。

３．ホープチェスト
肌馬の質はなかなか良い。
傾向がものすごくつかみづらい父だが、
初年度としてはＳＳ系とトニービン配合というベタベタな配合は
当たらずも外れない要素が高く、アウトブリードだが悪くない配合だと思えます。
父の血統からは芝適正高いが、
母は芝適正が強いトニービンでダートで勝ったぐらいダート傾向が強いので
ダート馬になる可能性が非常に高い。
また１月生まれは大物が極めて少ないが
青鹿毛の１月馬は勝馬が多く意外に長く稼ぐ馬もいるので一口としてはありかも。 (2007.08.20 03:02:33)

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１．クロフネ　ｘ　プレジャートレイル
芦毛のクロフネ産駒なのでゆくゆくはダート馬になるでしょう。
ただし早熟傾向が強いので芝を走るなら出だしが肝心といえます。
どちらかといえばＰＯＧ向きな血統でしょう。
配合的には申し分なくインブリードがあることも好印象です。
ベタベタな配合が実績を残すクロフネですが、
当馬の母も系統的には有名な母系ですし、近頃活気付いていますので狙いかもしれません。
距離に壁がありそうなので牝馬の方が良かったかなぁ

２．フジキセキ　ｘ　ハルーワソング
Haloの3 x 4というインブリード次第です。
ＳＳ系ｘNureyevという配合も申し分なく思います。
兄弟が皆ダート馬なのでダート傾向の強いフジキセキ産駒の当馬もダート馬と割り切った方がよいでしょう。
距離は2000mまでで気性にもよりますがマイルあたりがよさそうです。
遅生まれですがその点は一口ですし気にする必要はないでしょう。

３．スウェプトオーヴァーボード　ｘ　ロッタレース
El Gran Senorが好きだたので大好きな母系のひとつです。
スウェプトオーヴァーボードはまだ重勝馬はいませんし２勝馬も数えるほどで、
配合の傾向としてはエンドスイープと全く一緒ですが大物は期待薄でしょう。
というのも爆発力の期待できるエンドスイープとは違い
スウェプトオーヴァーボードの母の血を活かすのは到底困難といえるからです。
当馬は配合からダート馬になると思われます。
同じフォーティナイナーなら2005-6産しかいないコロナドズクエストの方がお勧めだが
募集はないかな？ (2007.08.20 04:06:06)